【ネガティブな人必見】マイナス思考な人が将来「絶対に」失敗し続ける理由『ブレイン・プログラミング』書評
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こんにちは、のっとぬん(@notnunblog)です。
今回は、サンマーク出版『ブレイン・プログラミング」の書評です。
いい意味で、内容が凄かったのでお伝えできればと思います。
書籍情報
「嘘つき男と泣き虫女」などで有名の、アラン・ピーズとその奥様バーバラ・ピーズの共同書籍。
2017年9月に初版発行をして、翌年1月には11刷発行する超売れてる本。
主な内容
「RAS」という存在
RASというのは、ほ乳類の脳幹にある「網様体」という神経の集まりで、体の生命活動を維持する働きだ。
ブレイン・プログラミングより引用
つまり、このRASという存在がなければ、人間は生きていけないというわけです。
そして、このRASは、とんでもなくハイスペックな機能を持っているんです!
一言でいうと、「自分の思い通りにいくように助けてくれる」機能。
パッと来ないかもしれませんが、もう少し掘り下げて説明すると、
テレビのダイエット番組を見て、10kg減らす!
と意気込んだとします。
するとRASは、「まじで?じゃぁダイエットに関する情報集めてやるよ」と言って、今まで見向きもしなかった「ダイエットに関する情報」に意識が向くようにするのです。
そう言われると、「確かに」と思う部分がきっとあると思います。「これほしいな」と思ったものは、なぜかそれ以降、どんどん耳に入ってきたり、目に留まったりするんです。
これは、ただタイミングよく、欲しい情報が周りにあったのではなく、日ごろ意識していない情報を意識するように、RASによってプログラムされたからなんです。
「紙に書く」という動作
有名な人は、自身の目標などを紙に書いて整理します。
野球で一躍有名になった大谷翔平選手も、学生時代に目標達成シートを作成していたことでメディアでも取り上げられました。
大学で心理学を教えているゲイル・マシューズ教授が、「目標を手書きしたときの達成率と、キーボードでタイプした時ときの達成率」を比べた実験を行いました。
その結果、手書きをするだけで目標達成率は42%も上がりました。
キーボードをタイプするときに必要な指の動作は8種類。それに対し、手書きに必要な指の動作は1万種類もあるんです。
確かに、漢字の練習にキーボードを使っても、量は多く書けるけど、まったく覚えられませんよね(笑)
目標の言い方は「~になる」
「海賊王に、俺はなる!」という有名なセリフがありますが、あれはまさしく「正しい目標の言い方」なんです。
では逆に、悪い言い方とは何なのでしょうか。それは、「~にならない」というような言い方。学生に多く見られる言い方ですが、大人の方でもよく、この言い方は耳にします。
「~にならない」は、例えば「タバコを吸わない」「お菓子を食べすぎないようにする」などと言った、否定文の加わった目標の言い方です。
RASは、「~ない」という言葉が認識できず、本来の「引き寄せ」ができない状態になってしまいます。
では、先ほどの例をRASが反応する言葉に言い換えると、「ノンスモーカーになる」といった言い方です。「お菓子を食べすぎない」であれば、どういったときは食べないのか、具体的なことを決めましょう。
RASが反応する言葉は、「~になる」といった、強く断言する言い方。
サッカー日本代表の本田選手も、小学生の時に書いた「将来の夢」という作文で、「僕はプロのサッカー選手になる」と書いてあります。
日本人は人前で将来の夢や目標をいうとき、つい控えめに言いがちです。先ほどの「~ない」のほかに、「~になりたいです」というような言い方。
本当に目標を達成したいのであれば、人前でも声を大にして「~になる」といえるようになりましょう。
ネガティブな人は絶対に成功しない!
とても大まかに本書の内容を説明しましたが、実際はこんなレベルじゃなくて、人間の凄さがにじみ出ている作品です。
ここで一つ、成功する人と成功しない人の違いです。
上記の内容を見て、気づかされる部分は多くあったと思いますが、
自信を持たない人間は成功しない
ということです。ネガティブな人は、同じ言葉でも常に「マイナス思考」という枠に言葉を入れてしまうため、自分に自信が持てないままです。
他人の意見に流されやすい人は特に、批判を浴びるとすぐに落ち込んでしまいます。以前の私もそれに似たタイプでした。
ですが、「自分はできる」という自信を、自分自身の中に作り出せたら、精神的にも安定し、さらにはRASも働いて「引き寄せの法則」が働くようになるわけです。
「引き寄せの法則」は科学的に証明されました。答えが導き出されたのですから、あとは進むだけです。
本当に、一度は読んでほしい一冊です!!